6冊目『古書古書話』荻原魚雷
~こんな人生もアリだな~
どうも、鈴木です。
僕には養うべき家族が居て、会社勤めをしている為、自由奔放な生活をする訳にはいきません。
もし独り身だったら、日雇いのアルバイトをして適度に稼ぎ、生活費を極限まで節約して、毎日部屋でゴロゴロしたり公園を散歩する生活をする事が理想です。
ガッツリ稼がなくても、節約の努力をすればお金に苦労はしないと思います。
例えば時給800円のアルバイトを1日7時間、月に22日(土日休む)働いたら、、、
800円×7時間×22日=123,200円
月給としてはかなり安いけれど、一人暮らしであれば問題無いと思います。
家賃30,000円の安い物件であれば、
残り93,200円
光熱費が10,000円だとすれば
残り83,200円は自由に使えます!
食事なんてなんでも良いから1日1,000円で
1ヵ月30,000円
すると残りは33,200円を自由に使えます!
古本1冊300円だとしても100冊買えます。
だからアルバイトの時間以外は公園でビール飲んで、家で昼寝して、読書して暮らしたいです。
そんな生活をするデメリットは「親戚に合わす顔が無い」という点だけであとは気楽だと思います。
年末年始の気まずさだけ耐えればあとは気楽な360日!!
なんて事まで妄想してしまうほど、のんびりした生活への憧れがあります。
「いやいや!成長するためには仕事をするべきだ!」とか「社会との接点が人を強くする」とか「仕事はやりがいが大切」とか、本当は誰も心の底から思ってもいない事を、みんな同じ顔で言ってきますよね。。
そんな生活からは早く抜け出したいです。
、、、この『古書古書話』の著者荻原魚雷さんがそんな事を考えていらっしゃるかは分かりませんが(笑)、「やりたくない事は極力やらない。古本屋巡りと読書に時間を割きたい」という強い拘りをもった方です。
内容としては荻原さんが買った古本屋の内容や感想を1冊数ページでまとめてくれております。
本の種類は小説から実用書など非常に幅広く、荻原さんが本物の「読書ジャンキー」である事が分かります。笑
「読書=自己啓発」という認識を強く持ちすぎている人が多く、なんだか、嘘臭く、疲れてしまいます。自己啓発本は僕も一時期好きでしたが、僕自身はそれをうまく実生活に活かせないタイプなので、今後はほとんど読まないと思います。。
荻原さんも同じタイプなのか、自己啓発本は取り上げていなかったと思います。
良い意味でこの本は「意識低い系」です!
お酒を飲みながら、ダラダラと読むのがオススメです。笑