癒しの読書

タイトル通り、私(男性)の読書感想文を更新していきます。アカデミックな事はほぼ書かないので読みやすいと思います(恥)

2冊目『死をポケットにいれて』チャールズ・ブコウスキー

意識低い系の美学~

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どうも鈴木です。

僕はモノを買うとき「見た目」を最も重視します。中身も大切ですが、「見た目」も機能の一部だと思っています!

この本もまさに「ジャケ買い」でした。
確か友人との待ち合わせ前に時間があったので紀伊国屋書店で買いました。
河出文庫の本はジャケ買いをしたくなる作品が多いです。拘りが感じられます。
うまく表現出来ないのですが、購買意欲を刺激すれるデザインなんです。笑

本当にジャケ買いなので、作者の情報なんて何も知らないまま買いました。
チャールズ・ブコウスキーという人です。
その後、調べてみました。
ざっくり説明すると、、、

・ドイツ系アメリカ人
・おっさんになってから売れたので
 それまでは無名だった
・ストーリー、文章ともにパンクな感じ
・小説だけでなく詩も書く

彼について調べると「無頼派」という表現で語られる事が多いが、馴染みのない言葉なので僕は「パンク」という風に解釈しています。笑

本の内容は、作者の日記です。
やっていることは、
・競馬に行く
・酒を飲む
・文章を書く
これだけをただ延々と書いています。
ストーリーを重視して本を読む人にとってはあまり魅力が感じられないかもしれませんが、僕はこういうの大好きです!
エッセイや日記は面白い!
板尾創路さんの「板尾日記」にも似たユルさと暖かさが感じられます。

たまに刺さる事を言うのもブコウスキーの魅力です。
「腹が減ったら、文章を書くことなんてどうでも良くなる。芸術よりもまずは腹を満たすべきだ」みたいな事も言っており、それを読んだ時、僕は「この人は信頼出来る!」と感じました。笑

是非意識低い系の方は読んでみて下さい!

『死をポケットに入れて』チャールズ・ブコウスキー
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